光磁気ディスク MO





 当初、データの転送に使えるものはないかと思い、あれこれ考えたあげく拡張性、
汎用性を考慮して選んだのがこれでした。

 まだ128メガが主流で、230メガが登場した頃のことで、ユニットの価格が
7〜8万円ぐらいしていました。(もっとも、実売価格は6割程度でしたが)

 使ってみて思ったことは、確かに安定性はありますが、それでもデータは壊れる
ときがあるということです。もっとも、フロッピーなどとは雲泥の差ではあります
が。また、ディスクの抜き差しがだんだん面倒くさくなってきてしまいました。

 私のパソコンの師匠からもアドバイスを受けていたことなのですが、快適なデー
タの転送をするのならLANしかないよ、といわれていたことなのです。

で、結局はLANに手を染めることになります。はぁ・・・。

現在は、主としてデータのバックアップに使ってますが、何とも損をした感が否
めないのは事実です。

 今は、1.3ギガのユニットが5万円ぐらいで売られているようで。。

 経済力が付いていかず、わずか2,3年でシステムが化石のようになってしま
うのには閉口します。ハイ。

                             1999.07.18 記


2011.10.26追記

 2011年現在、MOドライブを製造しているメーカーは全くなくなっている
そうです。かつては有用なメディアとして展開していたはずですが、HDDの大
容量化や、DVD、BD、USBメモリー等の発展によって、もう終焉を迎えた
模様です。で、ここにきて、MOにバックアップしたデータを再び増設したHD
Dに移し替えています。そう、ドライブの故障で読み込めないトラブルを防ぐた
めに。でも、保存の仕方が悪かったのか、認識しないMOディスクが5枚ありま
す。サルベージしたいんですが、以前、データ復旧会社に掛け合っても、サルベ
ージできないという返答もあって、また再びサルベージ依頼するかどうか悩んで
います。

        


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最終更新日 2011.10.26