当時としては、中級から上のレベルに位置しとった、シャープNM350やった。
ほなけんど、わい自身パソコンの知識も経験ものうて、ほの、ない頭で見た目のデ
ザイン、オールインワンとしての機能、ほんで、CPUの速度をもとにして、妥当と
思うもんを選んだんやけんど、いっちゃん大事な項目の一つを忘っせとりました。
ほれは、耐久性です。
耐久性やゆうたって、単に筐体が堅牢なもんとか、ほういうもんではないんでよ。
もちろん、ほれをないがしろにしよるわけではないんやけんど、どんどん進化しよ
るソフトウェア、ほして、ほれを受け入れるハードウェア。バランスが悪うては、ど
みならん部分が存在します。
ほんなことをいっちょも考えとりませんでした。
ほの結果、どないなったか。
はげしぃに競争を続けよる各ソフトウェアメーカーの製品をプリインストールして、
ほれを売りにしよるハードウェアメーカー。
時代に遅れじと市販されとるソフトを買うてインストールするもんの、常にさらの
ハードウェアで開発されよるソフトを駆動するんには、だんだんと無理が生じてくる
んよな。どこに無理が生じるかぁいうたら、ハードディスクの容量、そしてCPUの
演算速度。
ソフト全般にいえることやけんど、どしてあないに容量が肥大しよるんかようわか
れへん部分ですわ。プログラミングに無駄な部分があるんとちゃうか、サブルーチン
の組み合わせに無駄なところがあるのちゃうんで、やゆうた記事は昔からあるんやけ
んど、ほれよりも、チップの高性能化の方がてっとりばやいんだろか。
大半のプログラムはビジュアルベーシックで書かれとんやけど、このプログラム言
語自身に問題があるような気がします。(Javaも同じやけど、ベーシックはわか
んりょい反面、動作がめちゃくちゃ遅いプログラムで有名なんは皆が知っとう通り)
ほなけんど、時流には逆らえんのです。
最初、消えてまうだろとおもとったNECのNXシリーズやけんど、やっぱり老舗
やな。一時は国内シェアの80パーセントを誇っとった意地だろか、魅力的な商品を
どんどん出してきよるねぇ。で、2000年10月に買うてしもたんがこれです。
やっぱり早いCPUを持っとるパソコンはええなぁ。動作が速うてきしょくええ。
ただ、メモリぃーはぁ、128メガでもきつい状態になりつつあるんよな。当然増
設して256メガにしとるんやけど、ほれでも重いソフトを駆動しよったら、動作が
不安定になったりしよります。ほれに、どしてあないにリソースを食うんかようわか
りません。
おまけソフトが非表示のままで常駐しとんが原因のようやけんど、常駐を解除した
ぁ、とたんに動作が不安定になったりしよります。これはちょっと考えてほしい部分
やね。
2001.6.24 記
2005.4.5 追記
で、使いよるうちにトラブルが…。なかなか順風満帆とはいけへんのよな。
半年ほどしたら、冷却ファンから異音がではじめました。すぐに修理に出したいと
ころやけんど、ハードディスクの中には個人情報がぎっしり。サービスに出せない事
情がありました。それでとった方法は、ベアリングに潤滑剤を射してなだめすかして
使う方法でした。一度潤滑剤をさせば3ヶ月ぐらいはもったかな。ほなけんど、ほの
方法にも限界があって、ベアリングが摩耗してしまうとともにファンの回転も相当低
うんなってもて、購入3年後、完全に息の根を止めました。
しかたなしにサービスに電話をして、出張修理をしてもろたんですけど、サービス
マンの方がまだ新人の方でして、ファンの取り替えなんて5分で終了するのに、この
人がずいぶん不器用で、基盤の抵抗を壊してくれて、結局サービスに預けることに。
ほんでも、大阪の支社にパーツがあるっちゅうことで、次の日ぃには直ったんやけ
どね。
もちろんサービスに預けとう間はハードディスクは取り外しとったけどね。
ほうじゃ、ハードディスクも2回載せ替えました。
最初の分が20ギガ、で1年半ほど使いよるうちに寿命が来て、クラッシュの前に
ゴーストでバックアップを取ってから40ギガに。ほれからまた1年半ほどして、手
狭になったハードディスク(ソフトをいろいろインストールしたんと、データが蓄積
してきたことかいな)を60ギガに換装しました。
あと、レジストリをいじって、動作速度の向上を図ったりしとります。
OSは、もともとはWIN Meだったんやけど、現在はXPプロフェッショナルSP2を
インストールしとります。XP PROもいろいろトラブルがあるなぁ。Windows Updateが
できんかったり、Internetexplorer6.0で保護されたページが一部見えんかったり。
まあOSの問題は、マイクロソフトのサイトから技術情報を見ていろいろやんりょる
んじゃけど結果はいまひとつやな。おもっしょいんが、自作のパソコンもOSはおんな
しやのに、保護されたページがちゃんと見えよること。何ぞの内部コマンドが引っか
かっとんには違いないんやけどな…。
ブラウザーに関してはnetscape7.1が再浮上です。やっぱりこれじゃな。(^^)
ネスケは1.0から使いよるけど、ほんま安定して使えます。メーラーはずっとこ
使てます。
さて、このLC700J、どこまで使えるかいななあ。
2008.5.30 追記
以前から問題だったんやけんど、重篤な事態やなかったけん先延ばしにしとったこ
とがあるんよな。ほれはCDトレイの不調なんよ。LC700を使い始めてから3年目ぐ
らいから徐々に現れ始めたんやけんど、使いよったら勝手にCDトレイが開いてまうん
ですわ。そもそも遊び半分でジョークソフトをインストール(CDトレイが勝手に開い
てまうっちゅうやつ)して、ベース仲間をびっくりさせよったんやけど、ソフトをア
ンインストールしても、勝手にトレイが開くっちゅう状態が消えんよーんなってしも
たんです。最初のうちは数時間に1回程度の頻度だったもんが、最後には数分に1回、
いやトレイほのもんが閉まらん事態に発展しました。もちろんCD-Rの読み書きもでけ
ません。しかたなしにGL20FSUJ2を修理に出したときに、一緒に修理することにしま
した。保証が切れとるけん実費で35000円程度かかったんやけど、とりあえず不
調は解消です。
あと、WINDOWS UPDATEがでけへんっちゅうトラブルも、ひょんなことから解決した
んでよ。ネットでいろいろと検索しょったら、興味深い記述があったんですわ。ほれ
は、定期的なWINDOWS UPDATEはシステム権限でしよるけんど、実際のUPDATEはユーザ
ー権限で行われてよるっちゅうことであって、ダウンロードのトラブルがあった場合、
ほの原因の一因として、WINDOWS UPDATE関連のホルダー内のファイルに問題があって、
要因として、ユーザーが原因と思われる一部暗号化されたファイルがある場合がある
っちゅうこと。ほのホルダーがwindows\system32内のCatRootってゆうことやそうです。
これはもしや、思てチェックしてみたぁ、ほんまに一つだけ暗号化されているファ
イルがあったんじゃわ。さっそくこの暗号化を解除してWINDOWS UPDATEしてみたぁ、
あれだけ失敗しよったもんがなにごともなしにすべて成功です。ただ、これについて
は思い出したことがあるんよなぁ。過去のかすかな記憶にあるんやけど、数年前、ま
だXP sp1も出てなかったころ(MEの時代だったかいな、はっきりせんわ)のことと思
うんやけど、WINDOWSUPDATEがメジャーになりかけとったとき、アップデートしたぁか
なりの頻度でトラブルが発生して、とにかく不評だったんじゃわ。ほのころは手動ア
ップデートが選べんかったはずで、このアップデートを止める裏技として、先のCatR
ootのファイルを一部暗号化するってゆうんをネットのどこぞで見た記憶があるんよな。
ほの後、OSのバージョンアップやWINDOWS UPDATEが安定化したことや、アップデー
トも手動、自動が選べるよーんなったにやな、かつて一部暗号化したファイルのこと
をすっかり忘っせてしもとった、っちゅうことです。もっともこの裏技も完全ではの
うて、普通にアップデートでける修正プログラムがあったんも、自分自身が混乱を来
す原因になっとったようです。
とりあえず完全復活したんやけど、老兵んなったLC700、CPUクロックの遅さ
はどなんもなりまへん。かつては俊足て感じとったんやけどなあ。これも時代の流れ
かいななあ。
2008.9.29 追記
修理したんもつかの間、今度はLCDの故障じゃわ。
1週間くらい前に、なんや焦げ臭い臭いがしよったんよな。寿命が来て中身だけ入
れ替えとった外付けHDDがかんなり熱を持っとったんで、来るもんが来たか、火事
になれえへんように気ぃつけなあかんなあやて思とりました。ほの次の日、外付けH
DDを点検しよって何気なしにLC700見たら、モニターが真っ暗じゃ。ほのとき、
瞬時にして何が起こったんかわかりました。ほうです。バックライトが切れてしもた
んです。ほこで、どないぞ見えよるモニター画面を確認してシステムが生きとること
を確認してからモニタースイッチの切り替えしたり、システムの再起動を試みたりし
てみたけんど復帰はせえへなんだわ。どうやらバックライトが完全に死んどるようで
した。すぐさまNECに修理依頼して、いまさっき修理からもんてきたんやけんど、
目こ玉飛び出すくらいの修理代金だったわよ。ほなけどLCDが新品になっておぶけ
たことがあるんよな。ほれは輝度の違いですわ。新品時はほないまでモニターは明る
かったんかと再認識した次第ですわ。輝度を最低にしとるけんど、ほれでもあばばい
くらいの明るさです。ただ、サービスからの指摘事項で、LC700の最低性能保有
部品の保存期間を過ぎとるっちゅうことでした。思いかえしたら購入後8年も経過し
とったんです。たまたまパーツがあったけん修理が完了したけんど、実質これがLC
700の最後の修理になりそうです。
次回めぎたときは、ほんまに廃棄の時かもしれへんなあ。
2010.8.30 追記
HDDがクラッシュしたわ。1年くらい前からなんやHDDの読み込みのリトライ
が増えてきて、ごっつい動作がおそおんなってきとったんよな。データも待避させと
ったし、システムのバックアップもとっとったし、別に慌てることもせんとたまに起
動させたり、メインPCのメンテ中のバックアップツールに使たりしよった。で、こ
ないだうち、起動させたままモニター閉じて一週間くらいほっとったんよな。ほんで
一週間ぶりにモニター開けたら、ブルースクリーンになっとる。ありゃ、システムが
クラッシュしたかと思て再起動させたんやけど、システムが起動せんで、pre b
ootなんたらかんたら出て、MBAなんとかDHCPナニナニと出て起動失敗して、D
OS画面みたいなんに文字化けが出てとまんりょる。まあ、こんときに何が起きたか
すぐにわかったんやけどな。HDDのクラッシュじゃ。まあけど、想定内の出来事で
はあったけどな。HDDは何回か載せ替えとったけど、最後の載せ替えが6年前なん
よな。アクセスがやたら重おんなっとったし、耐用年数過ぎとるし、いずれめぎるだ
ろなとは思とった訳じゃ。で、想像通りのことが起きた。
もうそろそろ潮時やし、いっそのことLC700ほってもええんやけど、前と違て
HDDもごっついやすうんなっとって、300Gクラスが一万円以下で買えるし、し
ょうこりもなくHDD320Gを買うてきた。
今、HDD載せ替えて、過去のシステムをリストアしよるとこです。8年前にゴー
ストでとったバックアップを引っ張り出してきて、再構築途中です。まあこんなこと
しよるんも、実はとある暗号化ZIPのパスワードファイルをまちごおて消してしも
とって、ほれを探すためでもあるんやけどね。けどここで思うことが一つ。システム
って、パソコンを始めてある程度の年数がたったら一定のスタイルに落ち着いてきて、
ほれ以降はほとんど変化がないよーんなると言うこと。バックアップはまめにとった
ほうがええけど、ほれはデータの話であって、システムに関しては、何回かバックア
ップとっといたら、あとはあんまし必要ないな。
さて、システム再構築完了まであと1時間くらいです。まあしこしこがんばって、
なくしたファイルも探してみますわ。
で、交換したHDDが完全に死んどんかどうか、別のノートにUSB接続して調べ
てみることにした。結果、完全にはしんでのうて、とりあえずHDDとして認識して
ファイルの中身も全部見えた。けどなあ、なんかアクセスが遅いんよね。やっぱり死
にかけとんには違いないようです。さて、このHDD、どうしますかね。
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