旅のお話その22





    マングースの会場を抜けると、そこは玉泉洞の入り口でした。

    見た感じは、秋吉台を彷彿とさせるものですが、ひとたび中に入りますと、いや
   あ、とにかくすごいの一言。
    20年ほど前に、修学旅行で、秋吉台(秋芳洞)を見学したことがありましたが、
   長さも、美しさも、秋芳洞の比ではありません。これほどのものが日本にあるとは
   知りませんでした。外界は30度を超える猛暑なのに、中は、たぶん20度前後で
   しょう。かいていた汗が一気に引いていきます。 

       しかし、自然の織りなす造形美は、人間業ではありません。(^^;
    写真をご覧ください。 







    細々した説明は、もはや必要ないでしょう。

    さて、玉泉洞も出口近くになると、だんだんと蒸し暑くなってきます。
    見ると、古酒(クース)の製造所。




     製造所といっても、壺に入れたもろみをただひたすら寝かせるだけのものですが、
    その時間こそが、非常に大事なものです。
     聞くところによると、太平洋戦争前には、100年を越える古酒があったとのこ
    とでした。(どんな味だったんだろうね〜)

     出口の門をくぐると、再び、灼熱の世界。けど、なんだか景色が違います。

     そこは植物園でした。

     そういえば、Tさんがパイナップルのことを言っていたのを思い出し、きょろ
    きょろと辺りを見回すと、なるほど、パイナップル畑があります。





       
    しかし、熱い。玉泉洞は、空調設備が整っているのですずしかったのですが、空
   調のない、ほぼ自然のままの環境の植物園に足を踏み入れ、一気に現実の世界に引
   き戻されてしまいました。
    汗をかきかき、あるいていると、昔見たことのあるようなものが見えてきました。
    そう、琉球独特の、倉庫群や、民家でした。




 
    現在、沖縄本島ではほとんど見ることの無くなった、昔懐かしい木造建築です。
    現存するものは、離島にあるということで、この写真のものは、奄美大島から
   そっくり移転したものということです。

    しばらく歩いていると、ドンドコドンドコと、太鼓が聞こえてきました。

(続く)



前の画面に戻る


最終更新日 2001.1.26