まともに買えば、本体だけでも２０万円を軽く越えてしまいます。そんな現実を目
の当たりにして、途方に暮れておりました。さて、どうしたものかとあれこれ考えな
がら、あちこちで雑誌などを漁り読んでいました。でも、掲載されているものは新製
品の広告ばかり・・・。
あれこれと考えながら、某パソコンショップに立ち寄り、なにげなく「お買い得情
報」なる掲示板－ホワイトボードを眺めていると、
！！！！
驚きました。本体のみではありますが、中堅機種が８万円台で売られていたのです。
このときに思いました。
「安い！！」
これが、Ｘａ７／Ｃ４でした。
これが、平成８年の１月の上旬だったと思います。でも待てよ。この機種は、もう
発売されて一年近くなるなあ。まだ在庫があるみたいだから、少し様子を見てみるか
・・・。
このときから１週間ほどお店に通う日々が続きました。そして一週間を過ぎたころ、
案の定というか、値が下がっちゃいました。なんとまあ７万円台になっちゃいました。
こうなると、「買い」ですね。定価では１５万円を超えるものが半額ですからねえ。
初めてのペンティアム搭載機。クロックが７５ＭＨＺではありますが、ものすごく
高速なマシンという感がありました。
早速、パケット通信用のセッティングを始めたのですが、ＭＯネットのプログラム
はベーシック記述されていますので、動作環境があまりにも違いすぎ、苦労しました。
まあ、これも動作してしまえばなんということもないのですが。
このときも、そんな最新マシンをパケットのホストに使うなんてもったいないなど
と口の悪い連中は言っておりましたが・・・。あれは負け惜しみだろうね。たぶん・
・・。
なにはともあれ、パケットのホスト局として稼働を始めました。やっぱり、速いマ
シンはいいですね。
と思っていたとある日、とんでもないことが起こってしまいました。
仕事から帰ってきて、モニターの電源を入れると、
「ハードディスクの読みとりエラー リセットキーを押してください」
なる表示が出ています。何気なく表示通りにリセットキーを押すと、いつものメニュ
ー画面がでません。そして、しばらくすると、
「システムディスクを入れてください」
の表示。何度やっても同じです。
そう。経験のある方ならおわかりでしょう。ハードディスクがクラッシュしていた
のです。いやいや、もうこのときは正直言って体が石になりましたね。５分くらい固
まったままになっていました。この前の日に、かなり強い雷が鳴っており、心配はし
ていたのですが、その心配が見事的中してしまいました。
おまけにこのときはバックアップをとっていなかったんですよね。でも、消えたフ
ァイルはどうしようもありません。よくアクセスしてくれるユーザーなどにお願いし
て、ユーザーリストなどはほぽ復旧できましたが、懲りました。はい。
復帰にも２週間以上かかったりと、散々な目に会いました。このころから、予備と
いうか、パーツ取りに使えるマシンを探し始めるわけですが。。。
なお、この後、ハードディスクは１．７Ｇが２連装、メモリーも９６Ｍとなりまし
た。
みなさん、バックアップはこまめにとっておきましょうね。
ちなみに、パケットのほうは、１９９８年１２月３１日付をもって停波しておりま
すが、そのかわりといっては何ですが、ＣＰＵを換装して、
ＡＭＤ Ｋ６Ⅱ／２６６Ｍｈｚ
が動作しております。うーん。速いねぇ。うひひひひひ。
|