光磁気ディスク MO





 当初、データの転送に使えるもんはないかいなと思うて、あれこれ考えたあげく
拡張性、汎用性をかんがえて選んだんがこれでした。

 まだ128メガが主流で、230メガが登場した頃のことで、ユニットの価格が
 7〜8万円ぐらいしてました。(もっとも、実売価格は6割程度やったけどね)

 使うてみて思うたことは、確かに安定性はあるんやけど、ほんでもデータは壊れ
るときがあるーいうことです。もっとも、フロッピーやとは雲泥の差やけんどね。
 ほれに、ディスクの抜き差しがだんだん面倒くそうになってきてしもたんです。

 わいのパソコンの師匠からもアドバイスを受けよったことなのやけど、快適なデ
ータの転送をするんやったらLANしかないでよ、といわれとったことなんです。

 で、結局はLANに手を染めることんなります。はぁ・・・。

 現在は、主としてデータのバックアップに使うとりますが、何とも損をした感が
否めんのは事実です。

 今は、1.3ギガのユニットが5万円ぐらいで売られとるようで。。

 経済力が付いていかんし、たった2,3年でシステムが化石みたいになるんには
閉口しますわ。ハイ。


                                2000.09.07 記


2011.10.26追記

 2011年現在、MOドライブを製造しよるメーカーはいっちょもないそうで
す。かつては有用なメディアとして展開しよったはずやけんど、HDDの大容量
化や、DVD、BD、USBメモリー等の発展で、もう終焉を迎えたみたいじゃ
わ。で、ここにきて、MOにバックアップしたデータを再び増設したHDDに移
し替えっしょります。ほう、ドライブの故障で読み込めへんトラブルを防ぐため
に。けんど、保存の仕方が悪かったんか、認識せえへんMOディスクが5枚ある
んですわ。サルベージしたいんやけど、以前、データ復旧会社に掛けおうても、
サルベージできへなんだっちゅう返答もあって、また再びサルベージ依頼するか
どうか悩んでます。

        


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最終更新日 2011.10.26