YAESU FT−857DM




 
 3代目の車購入の際、TM−742に変わるリグとして購入したのが、このFT−85
7DMです。初めてのモービル用オールモード機、安かろう悪かろうと言う感はぬぐえま
せんでしたが、リタイヤするまでは引っ越しが必須であることから、移動運用が自分のス
タイルと考え、購入しました。問題はアンテナですが、この無線機に特化したATAS−
120Aとの併用で、かなり使えるリグということを実感しました。
とにかく、1.9M、3.5Mを除いて430Mまで簡単な操作でのアンテナチューンで
QRVできるというのがすばらしい。交信はできていませんが、21メガでテニアン島が
59で聞こえたりとか、けっこういけそうですよ。もちろんフルサイズのビッグアンテナ
のキロワット局には到底かないませんが、こんなBFな装備でオーバーシー取れたら楽し
いじゃないですか。取説片手にとことん使い込んでやろうと思います。

                                                                 2014.01.01 記

2015.02.07  追記

 オーバーシーについてですが、コンディションとタイミングを掴めばだいたい交信でき
ますね。キロワッターとの勝負は避けて、パイルになる前のQSOとかパイルが終わりか
けるときにタイミング良く声をかけるとかいろんな技の習得にみがきがかかります。エン
ティティーは確実に伸びていますよ。

2019.05.05 追記

 固定だけで運用していたFT8等のデジタル通信ですが、モービル移動で自動交信すれば
運転中でも運用できるのではないかと考え、手始めとして無線機とパソコンのCAT接続の
ためのケーブルを購入しました。このとき重大な失敗がありました。その頃からスクリュ
ードライバーアンテナのATAS120Aがうまく同調しなくなっていました。いくらアースを取
り直しても絶縁を見直してもリグを交換しても改善せず、また代替機種の電気回路を焼損
して無駄な出費が増えたりとさんざんでした。メーカーの修理担当に状況を説明して意見
をきいたところ、どこかケーブルでショートしているところはないかと聞かれました。半
信半疑でケーブルを見直していると、増設していたCATケーブルの使っていない線の末端
処理をせずにそのまま固定していたのでした。被覆がむき出しのところがありましたので
使っていない線を1本ずつ絶縁してまとめたところ、何をやっても動かなかったATASがス
ムーズに動くようになりました。原因究明に都合3年間かかりました。





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最終更新日 2019.05.05