時間は過ぎ去り、時代は変わってゆく・・・。私がまだ小さかった頃、母に連れられてきたのがこの動物園との出会 いです。小学校の頃も、遠足とか、写生大会とか、行事ごとがあれば何かとそ
の舞台になったのもここです。時は過ぎ、あのころから二十年近くの歳月が流れました。平成9年 12月28日、この動物園は、閉園しました。 象の「花子」も、何度となく会っていたのに、気がつけば、寿命つき、
死亡のニュース。自分にとっては、不変の存在だと思っていたものが、実は形あるもの であり、いつかは壊れ、死んでいくものだったのです。人生だってそうでしょう。不変なんてあり得ない。
老朽化した動物園、また児童公園の 乗り物を眺め、年齢を重ねてきた自分 を感じました。
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