琉球方言〜うちなーぐち





 うちなー旅行記でも随所に沖縄語をちりばめましたが、人生何があるかわからないものです。
仕事で行った沖縄でしたが、まさかこれほどまでにはまるとは思ってもみませんでした。
 まず驚いたことは、一番に、同じ日本語でありながらあまりにも違いすぎる語彙。東北方言
なども難解ですが、難易度は東北方言を上回りそうです。その昔、うちなーんちゅは琉球処分
で本土の言葉(東京語)を身につけざるを得なくなったわけですが、その苦労が伺えます。

 また、何に惹かれたのかというと、方言の位置づけにしては、敬語が確立されていることで
す。もっともこれは方言としての扱いをするからですが、琉球王朝時代、一国として独立して
いた国で話された言葉ですから敬語があって当然なのですが…。あと、一見外国語のように聞
こえる沖縄語も、本土の言葉と文法的に見事に対応していることですね。分類からすると、結
局同じ日本語なんです。

 でもね、いざこれを身につけようとするとこれがなかなか難しい。まず聞き取りができない
ですね。私の場合、同じ日本語だとわかるようになるのに約一週間。言っていることの八割が
聞き取れるようになるのに3ヶ月かかりました。でも言葉の難しさは、その残りの二割かもし
れません。というのも、その二割に微妙なニュアンスなどが含まれるからです。今の私の状態
を言葉で言い表すならば、「大意はわかる」程度でしょうか。沖縄芝居などの録音を間があれ
ば聞いて耳を慣らすようにしていますが、努力を怠ればすぐに失われていきそうです。
 でもなんとかして身につけたい。そしていつの日かまちぐゎーのおばあとうちなーぐちで話
をしてみたいと考えています。

                                   2002.01.18 記
  
 

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最終更新日 2002.01.18