語 句(動詞は語幹) 品詞 意 味
たいがい 副詞 いい加減
たいがいにせぇよ 慣用句(卑) いい加減にしろ
たいこ橋 固有名詞 旧吉野川(松茂町)にかかる共栄橋の通称
たいこばし
たいそい(たいそ) 形容詞 面倒くさい
たいそうな 連体詞 面倒くさい
たいたん 動名詞 煮物
たおる(たお) 自動詞四段 (交差点)を曲がる
たすけ 名詞 子供の遊び 鬼ごっこの一種
たたことない(たたことな) 形容詞 尋常でない 大変な
ただごとない(たたことな) 形容詞 尋常でない 大変な
たっすい 形容詞(卑) くだらない、つまらない
たてる(たて) 自動詞下一段 戸を閉める 戸を立てかけるの意か?
たらいうどん 名詞 木のたらいの中に温かいうどんを入れ、付け汁
でたべる郷土料理(土成)
たりっちぇる(たりっちぇ) 自動詞下一段 落ちる
たる(た) 自動詞四段 あきる 興味がなくなる
たもれ 助詞 〜してください(東祖谷)
たれもつれる(たれもつれ) 複自動詞下一段 処理しきれない にっちもさっちもいかない様
だいい 形容詞 身体が疲れて力が入らない。「だるい」と同義。
だけん 接続詞 だから
だすこい 形容詞 薄味な ゆるい 気合いが入らない
だすだす 名詞 緩い状態 きつくない状態
だめづめ 動名詞 最後まできっちりと決着をつける
だるい 形容詞 身体が疲れて(筋肉に)力が入らない状態
だれじゃ 副詞 だれも この語の後には否定文が続く
たんた 名詞 (幼児語)靴下
だんち 名詞 ビー玉
たーたー 名詞 (幼児語)風呂、入浴のこと
だぁ 感動詞 〜したら。 なあ。(推奨、同意を求めるとき)
〜だー 疑問詞 〜しているのか。(県南の文末表現)
ちっか 名詞 ちくわ
ちびる(ちび) 自動詞上一段 1摩耗する 2小便を漏らす
ちまめ 名詞 乳首
ちみきる(ちみき) 自動詞()
ちゃう(ちゃ) 自動詞四段 違う
ちゃがまる(ちゃがま) 自動詞四段 故障したりして動かなくなる
ちゃばえる(ちゃばえ) 自動詞下一段 悪ふざけすること
ちゃぼかい 名詞 ホウキなどが擦り減ってちんちくりんになった状態
ちゃんちゅー 名詞 (ねずみ取り等の)わな
ちゃんと 副詞 きちんと
ちゃーっそ! 慣用句(卑) ひどい目にあわせるぞ、どつくぞ
ちょいちょい 副詞 時々
ちょうずばち 名詞 みずがめ 水を入れる鉢
ちょっきり 副詞 ちょうど ぴったり
ちょっとこま 副詞 少しの時間
ちょびっと 副詞 少し、ちょっと
ちんち 名詞 お金
ちんちくりん 名詞 小さいもの 小さい状態
ちんちん 名詞 1 仲のよい友達 2 陰茎(幼児語)
ちんまい 形容詞 小さい
つえる(つえ) 自動詞下一段 道の崖がくずれること
つかえる(つかえ) 自動詞下一段 混雑する
つかみさがす(つかみさが) 複自動詞四段 部屋が乱雑に散らかっているさま
つくなむ(つくな) 自動詞四段 しゃがむ
つけとる(つけ) 助動詞 (動詞に接続して助動詞的に)慣れている
つける(食べる) 自動詞下一段 (訪問した先で出された物を)食べる
つついち 副詞 非常に とても
つつんぽ 名詞 筒 または筒状になっているもの
つづめる(つづめ) 自動詞下一段 無駄な部分を省いてコンパクトに収める
つぶし 名詞 くるぶし
つべくそ 名詞 余計な(余分な)もの(事)
つべこぶた 名詞 臀部
つぼみや 固有名詞 今はなくなったが徳島駅南側のデパート 元生地屋
つまえこむ(つまえこ) 自動詞四段 しまいこむ
つまえる(つまえ) 自動詞四段 なおす 片づける
つめくそ 名詞 余分なもの、あるいは事
つめる(つめ) 他動詞下一段 指を(ドアなどに)はさむ
つらくる(つらく) 自動詞四段 つるす
つるくる(つるく) 自動詞四段 つるす
つるてんぴーか 名詞 頭がつるつるに禿げて、光っている状態
つれあい 名詞 夫、妻がそれぞれの相手(妻、夫)を指す言葉
てがう(てが) 自動詞四段 からかう
てだう(てだ) 自動詞四段 連れ添う
てつない 名詞 手伝い
てつなう(てつな) 自動詞四段 手伝う
てれこ 名詞 あべこべ 順番が逆になること
てんこつ 名詞 頭頂部
てんご 名詞 悪いこと、ふざけたこと
でぇ 助詞 接尾語 〜じゃない。
強く同意を求めるとき語尾につける
でか 助詞 〜ですか
でこ 固有名詞 操り人形 特に人形浄瑠璃で使う人形
でこまわし 名詞 1人形浄瑠璃 2東祖谷地方の郷土料理
でよ 助詞 ですよ
でわ(だ) 助詞 接尾語 ・・・なのですよ
とぉ 名詞 早く、早い時間帯
とぉのむかし 名詞 ずっと前から ずっと前に
とこまえる(とこまえ) 他動詞四段 捕まえる
とかまえる(とかまえ)
とちっぽ 名詞 小さいどんぐり
とっつき 名詞 第一印象 人付き合い
ととはん 名詞 父、父様
とばしり 名詞 水たまりを小走りに走った際に付着する水滴、泥
とばとばする 名詞+サ変 不注意に調子に乗る とばさく(慌て者)
とまえる(とまえ) 自動詞下一段 つかまえる
とまこ 名詞 いたち(鼬)
とろくそ 名詞 愚鈍な人 またそのような様
とろこい 形容詞 愚鈍な
とろとろする 名詞+サ変 殊更に(無意識に)ゆっくりする
とんが 名詞 鍬 農作業の道具
とんがらし 名詞 たかのつめ 唐辛子 七味唐辛子 一味唐辛子
とんぎる(とんぎ) 自動詞四段 尖る とがっている
どくしょう 名詞 いやらしくて根性が悪いこと
どくれる(どくれ) 自動詞下一段 物事に怒ってすねる
どこぞ 名詞 どこか
どしたん 慣用句 どうかしたのか(疑問詞)
どだい 副詞 もともと はじめから
どちこむ(どちこ) 自動詞四段 落ち込む(物理的に)
どちらいか 感動詞 どういたしまして
どっちぇる(どっちぇ) 自動詞上一段 おっこちる
どっちかっちゅうたら 慣用句 どちらかといえば
どつぼにはまる 慣用句 にっちもさっちもいかなくなる
どないかこないか 副詞 どうにかこうにか なんとか かろうじて
どないしょん 慣用句 何をしている? 挨拶言葉(出会い)でも使う
どないぞ 副詞 どうにかして なんとかして
どないなっとん 慣用句 どのようになっているんだ
どないもでけん 慣用句 どうにもできない
どないやこないや 慣用句 ナントカカントカ
どないやらこないやら 慣用句 ナントカカントカ
どなんしたん 慣用句 どうしたのか(疑問詞)
どなんじゃならん 慣用句 どうにもならない
どはん 名詞(卑) あほ、ばか(主に県南部)
どびる(どび) 自動詞上一段 どろどろに腐る
どびんご 名詞 小動物の生まれたてで毛が生えそろっていないもの
どべ 名詞 ビリ、最下位のこと
どぼれ 名詞(卑) あほ、ばか(主に県西部)
どみならん 慣用句 どうしようもない、どうにもならない
どむならん
どんならん
どやかましい 形容詞(卑) 「うるさい」の強調
接頭語に「ど」がつくと、強調になる。ただし、
反意での強調となる
どろかい 名詞 泥まみれ
どんがら 名詞 図体 身体
どんくさい 形容詞 愚鈍な 「とろこい」と同義
どんづまり 名詞 結局 最後 つきあたり
チヌ 名詞 黒鯛
ちゃこ 名詞(卑) 女性の外陰部
チンチン 副詞 最高に熱くなるさま
ちんちんになっとる(触れないぐらい熱い)
丁度にいかん 慣用句 うまくいかない
ちょうどにいかん
積む(つ) 他動詞四段 乗せる(人、荷物の区別なく使う)
出里 名詞 出身地 特に嫁の実家 婿養子の実家
でざと
地べた 名詞 地面
ぢべた
大変が始まる 慣用句 大変なことになる
常ぇ 副詞 ふだん
つねぇ
とっしょり 名詞 年寄り
年寄る(としよ) 自動詞四段 年を取る
店屋もん 名詞 てんやもん レストラン等料理店で出される料理
手間損 名詞 労力ばかりかかって成果がないこと
てまぞん
段取り 名詞 計画 準備
だんどり
調子上げる(ちょうしあげ) 自動詞四段 軌道に乗る (作業等が)うまくいく、はかどる
調子おろす(ちょうしおろ) 自動詞四段 油断する 気を抜く
近場 名詞 ちかば 近所
近間 名詞 ちかま 近所
電気つける(でんきつけ) 慣用句 電灯のスイッチを入れる
電池 名詞 懐中電灯
立ちる(たち) 自動詞上一段 立つ
茶澄まし 名詞 鰹と番茶の澄まし汁
ちゃずまし
連れ 名詞 親しい行動をともにする友だち
〜ちゃ 助詞 接続語と接尾語で使われる
「これっちゃどんなんで」「いや、なんちゃ」
〜ちょる 助動詞 〜している
「ゆうちょる」「みちょる」名西郡近辺
〜ちゃす 助詞 〜しまくる
〜つかい 助動詞 〜ちょうだい、〜下さい
〜つか? 助動詞 〜だって?
「あいつが倒れたっつか?」
〜づく 助詞 (否定形に続いて)〜のまま
〜だー 助詞 強調したり、念押しするときにつける
主に県南部
〜で? 助詞 疑問文の語尾につける。
「なんしよんで」
〜とった 助動詞 〜していた。〜いた。 現在完了形
「作文書いとった」
阿波弁では、現在進行形、現在完了形の明確な
区別がある
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